僕の私の第二新卒転職 Part5
新卒入社から1年での転職体験をして思うこと
私は前職では広告代理店の営業職をしていました。
代理店と言っても地方の中小企業でした。
本来はその会社の全く違う部署を希望して入社したのですが、入ってみたら私の希望部署は縮小傾向にあり長く勤めても配属はほぼ見込めないことが分かりました。
せっかく新卒入社した企業だったので辞めるのは悩みましたがどうせ代理店営業をするならもっとレベルの高い企業に行きたいと思い退職しました。
転職活動中は年齢的に第二新卒という強い切符が使えるので有利だと思った反面、若さを一番求める会社からは弾かれるだろうなと思い企業研究をしました。
転職先を確保してから退職しようと決めていたので仕事をしながらの就職活動は時間の制限があり大変でした。
しかし無事内定をもらえて入社してからは基本給を含めた収入が良くなったのが転職してよかった点です。
一方最初に入った会社は70年ほどの歴史がありましたが転職先は20年余りとまだまだベンチャー企業だったので安定性という面では不安もあるのがデメリットに感じています。
1つの企業に一生を捧げるという旧来の日本的な働き方は今とても少なくなっていると思います。働き始めてから早い段階での転職でしたが収入だけでなく自分の経験としても転職をして成功だったと思います。
専門性を求めて、未経験からITエンジニアへ
前職は市役所職員でした。
行政事務職で、役所の窓口で市民対応等を行なっていました。
転職をしようと思った理由は、手に職をつけたい、専門性を身に付けたい、と思ったからです。
市役所の職員は基本的に3年ごとに部署を異動していくので、同じ職務内容をずっと続けていくことをなく、特に自分の専門分野を持つことはありません。
そのため、このまま職員を続けていった場合に、何ができるようになっているのか、どのようなキャリアを持っているのかというビジョンをイメージすることができず、自分の専門分野を持ちたいという考えで転職をすることにしました。
転職先はIT業界を考えました。
比較的に未経験でも入りやすい印象があったこと、IT系のエンジニアであれば潰しが効く技術を身に付けられそうだったことが理由です。
転職活動は、転職エージェントを利用し、相談しながら求人を紹介してもらいました。
面接を受け始めて4社目で内定が出たので、特に苦労したということはなかったです。
おそらくIT業界は人手不足なので、比較的仕事を見つけやすいのだと思います。
転職して感じたのは、研修がしっかりしていて教育制度も整っているということです。
未経験からでもしっかりフォローしてくれる印象を受けました。
また、自分が望んでいた通り、専門性の高い業務を行えている実感があります。技術的な知識は幅広く、1年2年で網羅できるものではありませんが、日々技術力を身に付けられているなと感じており、転職して良かったと思います。
逆に転職してデメリットに感じた部分は、前職の福利厚生がしっかりしていた分、有給休暇が少なかったり、ボーナス金額が会社の状況で変動したりと待遇面で少しギャップを感じることはあります。
ただ前職より残業も減ったし、休みも取りやすくなったので満足はしています。
初めての転職でしたが、自分が転職で希望していた部分は叶っていて、働きやすい会社に入ることができたので、転職は成功だったと思います。
IT業界は比較的転職がスタンダードで人も流動的なので、これから業界を変えることはなくても、また転職することはあると思っています。
迷っている暇があればすぐ行動したほうが良いです。
新卒で入った会社を1年半で退職し、転職をしました。
辞めた会社の業務内容は学習塾の運営です。
生徒募集から卒塾までを担います。
辞めた理由はたくさんありますが、きっかけになったのは上司からのパワハラです。
それまで、業務量の多さやそれに伴う残業等、不満な点は多くありましたが、ある日の会議で、成績の芳しくなかった私に向かって部長が暴言を吐いたのち、お茶の入った湯呑を投げつけたことがありました。(幸い距離の関係でお茶はかかりませんでした。)
これを機にこんなにも時代錯誤の会社に自分はいるのかと思い、ばからしくなり退職を決意しました。
半年の転職期間を経て現在は行政機関で派遣社員として働いています。
正社員にこだわりがなかったので、転職活動中は、ただ事務という職種にのみ条件をしぼり面接を受けていました。
周りからは、せっかく入った会社なのにもったいないとか、3年は続けるべきということも言われましたが、精神も体ももう耐えられなかったです。
会社に行く時には今事故れば行かなくて済むな、とか考えていましたので、そのような考えをすることがなくなったことが一番の大きな良かった点だと思います。
ライフワークバランスもとれるようになり、生活にメリハリがでました。
転職は私にとっては大成功です。後悔は全くしていません。
唯一、悪かった点は給料が4割ほど減ったことですが、生活はできているので問題ありません。
生活に合った仕事を探すための前向きな転職活動
大学を卒業しメーカーで営業の仕事をしていたのですが、半年ほど勤めたところで父が大病を患いました。
幸い命に別状はありませんでしたが、しばらくは入院しその後も長期のリハビリ通院が必要な状況でした。
仕事は楽しかったのですが、まだ入社間もないこともあり家に帰っても勉強や翌日の準備は必須で時間に余裕がありませんでした。
実家で暮らしていたので、これから家族を支えようと思うと勤務を継続するのは難しいと判断し、もっと時間にゆとりのある会社に転職することにしました。
時間が不規則になりがちな営業職ではなく残業の少ない事務職を探すことにし、短いとはいえせっかく経験できた営業職をいかすため営業事務の仕事に絞りました。
前職を辞めてから転職サイトに登録をし、一ヶ月ほどの転職活動期間を経て無事に希望の営業事務職に就くことができました。
営業経験があるという点を評価してもらえ、短い期間で転職に至った理由にも家庭のやむを得ない事情として理解をしてもらえたようでした。
前職ではキッチリとした研修期間があり営業の基本を身に付けることができたため、転職後にもそれをいかして仕事をすることができたことを考えると、営業事務を選んで良かったと思います。
残業のほぼない仕事になったことで、家の助けをしながら精神的にも無理なく生活ができるようになり良かったと思っています。