【第二新卒】給料がアップする転職の3つのコツ
転職で給料アップはできる
転職の際、給料が上がるかどうかは気になるポイントでしょう。
せっかく転職するのであれば条件がよくなることに越したことはないでしょう。
転職した人の約6~7割は前職より給料がアップしたと調査でもわかっており、給与のアップはできると思っていた方がいいでしょう。
その上昇率は10%前後と言われています。
第2新卒になると難しい…
給料はアップするとは言うものの、第2新卒であればどうなのか?
結論をお伝えすると、「難しい」と考えられます。
第2新卒は「ポテンシャル採用」であることが多く、採用する人が即戦力として実績をあげることが難しいと判断するからです。
採用するときに、給料をアップして打診することは、「即戦力として実績を残してくれる」という期待からです。
「どれだけ貢献してくれるかわからない」というときに、年収を高く打診することはないでしょう。
そのため、第2新卒が給料をアップして転職することが難しいと考えられます。
そして、第2新卒の転職は約7割の人が、未経験の職種に転職します。
「未経験」なのに、前職と同じ、もしくは上がった状態にすることは難しいかもしれません。
また、人間関係や仕事が合わないなどの理由で転職する場合、その環境だけでも解消されるのであれば、年収は下がっても当然だろうという採用担当側の思いも乗っかることが多いにあります。
ですが、それでも給料が上がった状態で採用される可能性はあります。その方法を3つご紹介しましょう!
コツ1:職務経歴書に実績を書けるだけ書く
給与の決済者は採用担当者ではありません。
その配属部署に部長、もしくは役員、社長になります。
給与の決定は「あなたへの期待」とイコールです。
面接の場面だけでアピールするだけでは給与アップにつながりません。
どうするかというと、職務経歴書を武器にすることです。
面接での評価、職務経歴書からみられる実績や評価ポイントから評価されます。
そのため、給与を決定する材料として職務経歴書が使われているのであれば、その作成に時間をかける必要があります。
もし、未経験職種への転職を希望するのであれば、現職(前職)の実績や成長ポイントから応募職種に生かせるポイントを明記しましょう!
コツ2:同職種の求人に応募する
「どれだけの実績を残してくれるかわからない」と印象を受けた場合、給与を上げることはとても困難です。
とある中小企業の社長と採用予定者の給与決定について話していた際、とても印象深いことを仰られていました。
それは、「どれだけ実績を残してくれるかわからない人に給与を上げて採用することは難しい。だが、例えば営業職で『年間5000万円を粗利で計上する』と言われれば、今300万円の年収で第2新卒であろうと、500万円でもなんでも打診する」というものです。
つまり、それだけの期待感を沸かせることが大切であり、そのためには今の仕事を他の会社でも続けるということが一番の近道です。
コツ3:転職エージェントを利用する
転職の際に給与交渉をすることは欧米では至極普通のことです。
「Make a money(金儲け)」は欧米ではビジネスの上で普通のことですが、日本ではお金を儲けるということは少し敬遠されることが多くあります。
そのため、面接の際に「前職より給料を上げてほしい」と交渉しても難しいどころか、採否に響くことがあります。
そこで、転職エージェントを利用してプロの方に給与交渉を任せることが先決だと思います。
転職エージェントの方はあなたよりも人事担当や役員、社長と密に連絡をとり、信頼関係を築いていることが多くあります。
給与交渉をしても、候補者の採否を揺らがすなどのデメリットはないと思ってもいいと思います。
ですが、転職エージェントは会社によって良し悪しがありますので、評判などを見ながら決めていただくといいでしょう!
まとめ
第2新卒が給与を上げる方法として3つお伝えいたしました。
もちろん、3つの方法は大いに活用していただきたいですが、何よりもあなたの努力が必要です。
給与はいわば「ビジネスマンとしての会社からの評価」ということです。
第2新卒は悔しいですが、やはり社会的な評価は低いです。
それ以上の評価を採用の段階でもらうためには、企業側に期待感を持たせることが何より重要です。
成長性を見せることや即戦力として働くこと、企業貢献を考えていることなどできることは多くあります。
アピールの仕方ひとつで給与も変わってきます。
転職活動を楽しみながら、給与のアップのためにできることをしてみてください!