僕の私の第二新卒転職 Part4
- 厳しすぎるパワハラ会社からゆるすぎるロウインカム会社への転職
- 仕事とは自分の為に働くもの。会社が全てでは無い。
- 人生一度きり。色々な経験が後になって大きな結果になる
- 安易な決断が自分の働き方を見失うことになった
厳しすぎるパワハラ会社からゆるすぎるロウインカム会社への転職
前職は住宅設備機器のメーカー営業をしておりました。
辞めた理由は、営業所の所長からパワハラを受け、これ以上その場にいれば自分自身が病気になると思ったのが理由です。実際に、辞める週は風邪では無い原因不明の咳が私の体を襲いました。
転職活動では将来のことを考えて全国転勤がない会社に就職しようと思ったのが1点目です。理由は自分の家を建て、家族でその場に暮らしたいと思ったからです。もう1点はパワハラがない気持ちに余裕を持て働ける会社です。
転職活動では自分の将来像を考えながら、企業を選択し面接を受けておりましたので、新卒の時ほど、面接を受けておりません。
転職して良かった点は、将来をしっかりと考えるきっかけになったことです。前の会社では、仕事が辛く、仕事も終わる時間が遅く、自分に余裕がありませんでした。その状況で将来は見えません。
転職して悪かった点は、給料は落ちてしまった点です。給料も良く、自分の納得できる働き方ができたら理想でしたが社会はそう甘くありません。
トータル的に考えて、私は転職して成功であったと感じております。その場から逃げるために転職するわけではなく、将来を具体的に考え、その場では自分の将来像と合致しないと思うのであれば転職すべきです。
仕事とは自分の為に働くもの。会社が全てでは無い。
前職は全国展開している某アパレル会社の店舗販売員でした。
業務内容は店舗販売はもちろん、バイトのシフト作りから人材育成、店舗の一括管理と行っていました。
辞めた理由は一言で言えばきつかったです。
売上が足りなければ自分で商品を買うこともありました。
服を購入するだけならよかったのですが、本部が指定したジーンズの売上本数を全国の店舗間で毎月競わされていたため、同じジーンズを10本単位で購入することも珍しくありませんでした。
毎日残業して財布に入ってるお金は常に1000円以下、もし成績が悪くなれば辺境の店舗に飛ばされるという恐怖感から精神的に参ってしまい、辞める事としました。
転職活動は主にハローワーク、フリーペーパー等で行いました。転職サイトの登録もしましたが、なんだか敷居が高く感じていしまい利用しませんでした。
現在は全く違う職種につきましたが、毎月の売り上げに追われる事も無くなり心に余裕ができました。
そしてなんといっても財布の中にきちんとお金が入っているようになったので毎日の昼食や夕食の心配、電気代など心配する事もなくなりホッとしています。
転職は成功だったと思います。もしあのまま続けていたら体を壊していたと思います。
人生一度きり。色々な経験が後になって大きな結果になる
第二新卒という言葉に馴染みを感じるようになったのは、ごく最近のことだと思います。
よく昔から「石の上にも三年」という言葉があるように、我慢して辛抱し続ければきっと成功する日が来ると思って頑張ってきた人も多いはずです。
私もその一人で、両親からまず3年、そして次は10年目指して仕事を頑張るように助言を受けてきました。
昔の人は特に我慢強いと思っています。
私の祖父も一つの会社にずっと働き続け、上の立場になって部下たちを見守ってきたからです。
私が入った会社は広告を作る会社で主にデスクワークでした。
私もいつか後輩ができて指導する側に回ってくるんだろうなと入社したての頃は思っていました。
でも、3年目を迎えた頃でしょうか。
仕事を通けていくうちに「他の世界も見てみたい、他の分野でも活躍したい」と思うようになったんです。
今の仕事に満足していなかったわけではありません。
でも、3年経つと仕事にも慣れてくる段階。
もし違う所で働いていたら自分はどうなっていただろう?と考え、人生一度きりなら今しかないと感じ第二新卒を決意しました。
転職するにあたって、職安で仕事を探す方法も考えましたが私は「転職エージェント」での支援をお願いしました。
自分に向いている仕事や将来の事を見据えた計画など詳しく取り合ってくれます。
カウンセリングなどを個人的に行ってくれるので、職安よりも深く自分を知るきっかけになりました。
今は看護師として働いています。
勉強は一からのスタートだったので大変でしたが、患者さんの笑顔を見るたびに転職してよ良かったと感じています。
色々な経験をして新しい自分を知るのは素敵なことですね。
これからも楽しく仕事していきます。
安易な決断が自分の働き方を見失うことになった
東京でキラキラしたOLになりたいという漠然とした安易な考えで、東京のオフィス街にある企業に新卒で入ることが決まりました。
その企業はものすごい倍率で、なぜ自分が受かったのかわからないくらい運がよく入ることができました。
仕事内容に特に不満はなく、今考えると、すごく環境が良かったと思いますが、当時の自分にとっては些細なことがストレスで田舎から出てきて都会で一人暮らしをすることに一年で疲れてしまいました。
だんだん体調を崩すことが増え、このままじゃダメだということで、思い切って退職することになりました。
田舎に帰り、第二新卒として企業を受けましたが中々受かることが出来ず、妥協をしてすごく小さな地味な企業で働くことになりました。
東京にいる時のような充実感がまったくなく、私は結局、仕事に何を求めていたのだろうと考えてしまうようになりました。
東京にいた時の自分と比べてしまい、あのまま東京でもう少し頑張れば良かったと後悔しています。結局、学生時代からお付き合いしていた人と結婚する運びになり、引っ越しを伴うため、第二新卒の企業も2年弱で辞めてしまいました。
新卒で入った会社を辞めるとき、第二新卒で企業を受ける時は、もっと自分のやりたい仕事を真剣に考え、安易な決断はしないことが大切だと思いました。