営業から営業へ?営業から管理部門へ?営業職経験者の転職市場での強みとは

 
営業職を経験したことはプラスに生きる

文系出身で総合職での就職の場合、7~8割は営業職でスタートします。

営業職ではコミュニケーション能力が求められ、ノルマが課せられ、他の職種より精神的・身体的ストレスは多いように感じます。

もし、営業職に就かれており、転職を考えているなら、おおよそ「営業職が向いていない」、「ノルマがきつい」、「お客様との関係構築が上手いことできない」などの悩みを感じているかもしれません。

ですが、第2新卒でも営業職で頑張っている人の評価は高いです。

なぜなら、生産部門で会社の最前線に立ち、売り上げを上げるという経験を積んだという実績がみられるからです。

営業職がなくなったら、会社が傾くという会社がほとんどですので、それだけ存在価値が高いということです。

ですので、もしあなたが転職を考えられているのであれば自信をもって転職活動に進んでも良いと思います。

 

営業→営業の転職は比較的容易

営業を経験する中で、「営業は好きだけど…」など社内の環境や商材、お客様などに悩みのある方で営業職を志すのであれば転職市場においてはとても市場価値が高いです。

なぜなら、若手でコミュニケーションを生かし、営業職を志す人が少なくなっているからです。

対人折衝の職業に苦手意識を感じている若手はとても多いですが、これは社会的な変化、特にスマホやインターネットの発達が原因と考えられています。

コミュニケーションが苦手でも「克服したい!」と考え、営業職を継続する人もとても価値の高い人材だと見受けられます。

 

営業→管理部門は少し難しい

営業に従事して一番多い転職理由は「ノルマがきつい/営業職が合っていない」という理由です。

そして、文系であれば転職する職種の選択肢は事務や人事、経理など管理部門であることが多いです。

ですが、転職市場では事務や人事、経理は経験者を求める傾向にあり、営業からの転職は少し難しいと考えられます。

ですが、アピール次第です。

他職種から管理部門よりも営業経験者の方が強いと考えていいでしょう。

なぜなら、会社の売り上げの生産ラインを知っているからです。

また、ストレス耐性があると判断されたり、コミュニケーション能力があれば、より容易になります。

管理部門は社内コミュニケーションがとても重要ですので、社外とのやり取りをしていた営業職であれば社内コミュニケーションができるのではと判断されます。

そのため、ストレス耐性やスピード感、コミュニケーション能力をアピールすることが大切だと思われます。

 

営業を続けることがオススメ

様々なことをお伝えしましたが、結論営業職を続けることをオススメしたいです。

営業職はやはり会社でも重要なポジションになります。

また、役員などキャリアパスを想像するのであれば、営業職を続け、実績を上げることが近道です。

営業会社の役員は営業部出身の役員が多く、キャリアパスもイメージしやすい職種になります。

また、AIが職業を奪う時代、営業職は生き残ります。

もし、生き残らなかったとしても、コミュニケーション能力はこれからの時代、一番の武器になります。

PCスキルや計算能力、文書作成能力を付けたとしても、AIの方ができることが多くなる時代です。

例えば、秘書に「この資料まとめておいて」と言われ、3時間かかる仕事がAIであれば10分でこなすといわれています。

AIに負けない、仕事を奪われないためには営業職をオススメします!

 

まとめ

文系出身で営業職に配属され、「なんで営業職なんだよ…」と思われた方も多いはずです。

ですが、営業職は転職するときにとても強い職種のひとつです。

ですが、転職市場で評価されるためには、実績をあげることが重要です。

どれだけ、営業職で踏ん張って企業に貢献したか、社会に貢献したかということは重要な評価ポイントです。

そして「営業職が向いていない」と考えられていても、少し考え直してみてください。

実績の出し方はコミュニケーションだけではありません。

どれだけ信頼をもってもらえるか、仕事を淡々とこなしてもらえるか、大きな仕事を任せてもミスなく完遂してくれるかが大切なポイントです。

転職活動の時には、営業職ならではのアピールポイントでよりよい転職を実現してください!!