僕の私の第二新卒転職 Part14

 

若いうちにたくさんチャレンジしてもいい!

郵便局で契約社員として働いていた頃になります。

実家から離れて暮らしていましたがやりたいことが出来ないって事と親元で働いた方が楽だど思い実家に帰り転職活動をしました。

実家が田舎だって事があったので思い通りに行かず、ハローワークでもなかなか良い求人がありませんでした。

ネットで色々見ていると工場での仕事であればすぐに入社できると分かって来ましたが派遣社員での募集が殆どです。

とりあえず埒があかないので派遣登録をして話を聞いてみると派遣から直接雇用の切り替えが前提の雇用元が多かったことに驚きました。

「だったら最初から正社員で雇い入れた方がいい人材来るのに」と思ったのですが、企業側としては人材コスト削減と人選を厳正にするということでした。

その時はなるほど?と思ったのですがやっぱり最初から正社員の方がいいに決まっているとは思います。

結局派遣で働いて1年半働いた後に正社員にしていただきました。

私自身の評価というよりも人員不足というところが大きいイメージでした。

この時代では若いだけでも十分な武器になるのだと思い、転職してよかったなと思いました。

別の業界・業種でも20代・30代ならまだまだチャンスは多いみたいです。

 

今の会社を辞めたいと強く感じたら早く辞めましょう!

前職ではテレアポでの営業を行っておりましたが、想像以上に過酷な労働状況だったため転職する事を決めました。

転職で思ったことは、想像していた以上に求人が多いという事です。

転職には難しいイメージを持っていた私でしたが、全くそんなことはなく希望の職種も多く条件の良い会社もたくさんありました。

特に、第二新卒というのは凄く強みでした。若くしてチャレンジも出来るし、多少のビジネスマナーも持っていて企業から欲されることが多かったです。

ただ、契約社員からだったり派遣社員からだったりと最初から正社員として働ける環境は少なかったです。

そのため最初の半年分はボーナスが貰えずに悔しい思いをした事を覚えています。

しかし、半年後に正社員になってからは前職以上のお給料を貰うことが出来たし、ボーナスを受け取る事も出来たので結果的に凄くよかったと思っています。

前職は週6出勤、1日約15時間拘束と、とても厳しい環境でした。

ただ、新卒で入社した会社だったため辞めて良いのかと悩みに悩んで退職するまでに9ヶ月間かかりました。

今思えばその迷っている期間はとても勿体無い時間だったと感じます。

ダメだと思った時点で早めに辞めて、次の就職先を探すのが何よりも良いと20代前半の子には教えたいなと思います。

結果として私の転職は大成功でした。

仕事とプライベートの両立をすることもでき、心にも余裕を持って働くことが出来ています。

 

年収は下がったけれどやりがいのある仕事を見つけることができました

氷河期と言われた時期に就活したので唯一内定をくれた会社に入社しました。

販売の仕事で長時間労働、体力的にはきつかったのですが職場のすぐ近くに格安の寮があり、残業代やボーナスもしっかり出て、お金を使う時間もなかったので、貯金はどんどん増えていきました。

その仕事に大きな不満はなかったのですが、就職して1年を過ぎた頃、お金のためだけに働いているように思えてきて、それでいいのかと疑問を感じ転職を考え始めました。

同じ販売の仕事ですが就活の頃に狙っていた業界で働きたいと考え、求人サイトなどを見ていましたが、そう言えばと落ちた会社を思い出しました。

最終面接まで行ったのだし私のことを覚えているかもしれないと考え、手紙を書き入社したいと伝えました。

「そんなに来たいのなら来ればいい」と言われてあっさり転職が決まってしまいました。

入社してみると、ある程度は覚悟はしていたものの予想以上に年収で100万円程度も下がってしまい生活が苦しく保守的な社風も窮屈で、すぐに辞めてしまいたいと思うようになりました。

しかし前の会社を2年足らずで退職してしまい、次も短期間で辞めたとなれば社会的な信用を失くすだろうと考え、最低でも10年は勤めようと心に決め頑張りました。

それから17年。

産休/育休を経て現在も働いています。

収入については今でも満足はしていませんが、やりがいのある仕事を得ることができたのであの時転職して良かったと思っています。

 

意外なところに自分の適性が眠っていることもあります

私が大学卒業後最初に就いた仕事はメーカーの営業事務でした。

実は、在学中の就活では全く上手くいかず内定がもらえたのもクラスで1番遅く、卒業直前の2月くらいでした。

そういった状況だったので正直、採用されればどこでも良いという気持ちでした。

就職先のメーカーは一部上場の大手でしたが、いざ働き始めると社内の体質は古く、女性は結婚したら辞める雰囲気で産休などの福利厚生はしっかりしていたものの、利用する人は少なかったです。

仕事に関しても技術職でもない限り女性はあくまでも男性社員の補佐が中心でした。

そのような環境だったので女性は長く勤めることはできないのではないか、という不安がいつもありました。

そんな中、働き始めてから徐々に取引き先のお客様と顔を合わせる機会が増え、お客様とも円滑にコミュニケーションがとれ、信頼を得ることが出来るようになってから自分には営業や接客業が合っていることがわかりました。

もともと会社の体質と自分の描く将来像が一致していないことから、入社後1年で転職活動を始めました。

そして、航空会社のCAの募集を見つけ、ダメ元で応募しました。

面接前は、企業研究をしっかりして、自分のどのようなところがCAに向いていると思うのか、また、これまでの社会人経験をどのように活かしていけるかじっくり考えて準備しました。

面接や健康診断など、他職とは一味違う採用の流れでその度に緊張しましたが、一旦全てが終わると何も特殊ではなかったように感じます。

以前はCAというと高嶺の花で敷居の高いイメージでしたが、実際は適性があれば誰でもなれるという感じです。

容姿端麗というイメージもひと昔のCAです。

自分も周りの同期の子達も皆普通の容姿です。

転職して良かった点は、自分の適正にあった仕事に就けたことで、周りも自分と何か共通点のある人が多く、シンパシーを持ちながら仕事ができることです。

転職としては成功したと思いますが、将来のことを考えるとつぶしの効かない職業なので資格などをしっかり持っている人達と比べると次の転職は難しくなると思います。