僕の私の第二新卒転職 Part10

 

公務員から契約社員へ。仕事のやりがいを求めて~

前職は横浜市で公務員をしておりました。

福祉職の大学を出たのですが、将来的な生活を考えた際、収入の面で公務員が非常に安定していたために選択した仕事です。

横浜市では生活保護の仕事に従事していました。

やめた理由としましては、いちばんは仕事に熱意や意欲がもてなくなってしまったことです。

特に、30年後自分がどこで何をしているかイメージしたときに、すぐ近くに座っている課長の姿が目に入り、時間がたっても変わらないんだなと当時感じたことを覚えています。

転職活動のときには周りにばれないように進めていくことに気を付けました。

ですが、仕事に対する意欲の点で周りとの温度差も感じだし、その孤独感から誰かに相談したい気持ちになりました。

転職はその後遊園地に仕事が決まりました。

安定した公務員から契約社員という立場の変化、ほとんどの人から反対されましたが、お客さんを楽しませる内容にやりがいが感じられ、転職したことは非常に満足できました。

しかし、収入の激減により、公務員の時代の税金が重くのしかかってきて、遊園地での仕事自体は長く続けることができませんでした。

ですがそれを踏まえても活動してよかったと自信を持って言えると思います。

ひとつ今後の教訓として考えるならば、転職後の生活設計は転職前に具体的にたてておくことが重要だと感じました。

 

[1日8時間ワクワクすること] 転職を通して生き方の姿勢を身につけた

食品が好きで食品メーカーの営業職として採用になり、新卒として勤務しておりました。

スーパーのチェーンを回る営業として、業務を行なっておりましたが、8ヶ月が過ぎた頃、食品を提案する仕事から、食品を仕入れてお客様の元へ届ける業務がしたいと思うようになり、転職を希望するようになりました。

チェーンに先輩が働いていたため、先輩にコンタクトを取り、仕事のやりがい(貢献感)と年収をあげるため、(自己実現のための資金をつくるため)転職を決意いたしました。

転職した時は、とても辛いことが多かったです。

今までのやり方では全てがうまく行かなくなって、毎日仕事を覚えることに必死でした。

ですが仕事が厳しくても、このやり方だと必ず応用が効き、それが後のお金を作っていく能力に繋がるから黙って体得しなさい、今は辛くてもそれを体に染み込ませることで、仕事の幅が広げられるから続けなさいと教わり、転職後、食らいついて仕事をしました。

転職を行うことで、勤務時間が定時勤務になり、仕事は大変なことが多かったですが、全て自分の頭で考えて業務にあたる自主性を求められる業務なので、オーナーシップを持って業務あたり、やりがいを持って業務に取り組むことで、前向きに業務に取り組むことができるようになり転職してよかったと思いました。

 

悩みに悩んだ末、決意して良かった成功の転職

福祉の学校を卒業し、社会福祉法人の知的障がい者施設に就職しました。

4年弱の間で部署の異動が、1度ありました。

そんな法人の退職を選んだのは、異動先の部署の雰囲気と仕事内容が自分に合わず、適応が難しかったことが理由です。

退職後の転職活動では、ハローワークに通いながら、アルバイトをし生活費の足しにしていました。

ハローワークの他にも転職サイトでの求人検索も行いました。

転職活動中は、退職に至るまでも、決意するまでに時間がかかりました。

給料が途絶えることで生活への不安もありました。

また、転職先は見つかるのか、退職前の職場よりも良い職場はあるのか、退職をするべきではなかったのかなどの、葛藤もたくさんありました。

そのため、良さそうな求人を見つけたとしても、不安は常につきまとっていました。

そんな中、次の転職先は、知人の紹介でした。

前職よりも歴史は浅いものの、規模は大きい法人でした。

転職によって大きく変化したことは、自分の心です。

以前は、職場への拒否感が強く、病にかかる寸前だったと思います。

しかし、転職によって、職場への抵抗感はなく、気持ちよく働き、気づけば毎日過ぎていったという感じです。

年数が経過すると、転職当初に見えなかった部分も当然ながら増えました。

しかし、前職と比較した際に、転職後の方が自分にとってプラスになる部分が多かったです。

悪かった点を言うとすれば、やはり同じ職場で年数を重ねることで、加算される手当等が減ったりなくなることかと思います。

しかしながら、この転職はして良かった、成功の転職だったと思います。

 

判断基準は、続けていきたいか、続けていきたくないか

私が28才の頃の話です。前職はパチンコ店の社員をしておりました。

退職の理由は、強いて挙げるなら給料、安全面、昇進の3点です。

入社から5年程働いていましたが、昇給もなく、また役職的にも上のポジションは詰まっており、後から入った人は上がりづらい。

それでも生きていければチャンスはあるかと思って頑張っていたのですが、その命が脅かされる事故が起きたので続ける気力がなくなってしまいました。

詳細は省きますが、私がいた店舗は以前廃業したパチンコ店の設備をそのまま使って営業している店舗だったのです。その設備が寿命を迎えつつあったのでした。

仕事を止める決心はつきましたが、パチンコ店の社員なんて、特にスキルが身に付くわけでもありません。

ある意味では接客とも言えるのですが、接客の仕事は休みが自由にならない傾向があると感じていましたので、手に職をつけてから技術職に転職しようと考えました。

調べると、職業訓練所という、技術を身に着けながらお金ももらえる制度があるではありませんか。

決して多くはないながらも、生活していくだけなら十分なお金をいただきながら勉強できるということで、その精度に飛びつきました。

科目は、情報処理。パソコンに関するものです。元々好きだったパソコンの操作を、技術と呼べるまで高めたいと考え、その科目を選びました。

幸い好きが高じ、そのクラスでは主席になることができ、それをアピールポイントとして就職活動を行うことができました。

もちろん、そのままIT業界への就職活動を行ったのですが、面接の際には、パチンコ店での接客スキルが役に立ったかと思います。

IT業界は、自分の世界に入り込む人材も多い中、しっかり会話ができる人間はそれだけで好印象を持たれやすかったそうです。

そして、訓練校での知識、経験は入社後に役立ちました。おかげで、畑違いの職種でしたが評価をいただける働き方ができました。

転職活動で思ったのは、やりたくないことを選ばず、やりたい事を選んでいくのが重要だな、ということでした。

もちろん、妥協が必要になる場面もあるかもしれませんが、第2新卒であるなら、焦らず自身が納得できる「続けていきたい環境」を選ぶべきだと、今の私は思えています。