第二新卒エンジニアの転職準備!決めたら準備すべき3つのこと

 

今いる環境を最大限に有効活用!

転職を決意すると、これまでの職場が違って見えてきます。

これまで何気なく過ごしてきた職場ですが、転職までは経験値の宝庫です。

前職の経験がそのまま次の職場に生きてくるので、少しでも多くの経験を積んでおくことをおすすめします。

例えば、日報の作成1つを取ってもドキュメント作成の練習になります。

IT業界では思いのほかドキュメントを作成する場面が多く、基本設計書・詳細設計書・ユーザーズガイドなど、納品すべきドキュメントが山のようにあります。

また、同業界からの転職であれば、JavaやC#、SQLなどメジャーな言語を使った開発チームに入れてもらう、や、会社の研修に積極的に参加するのも◎です。

 

取れるうちに資取取得

転職前の期間を利用してぜひとも取得しておきたいのがIT資格。

ただし、資格を持っていればよいというわけではないので、取得する資格の選定は必須です。

まずは、エンジニアの登竜門!これだけは取得すべき資格として、「基本情報技術者」があります。

こちら、国家資格でIT業界の入門試験となっています。

受験資格不要で、だれでも受けられることや、プログラミングの専門スキルがなくとも十分合格を狙える資格のため、人気の資格です。

とはいえ、ITに関する知識を広く浅く問われるため、勉強は必須で、参考書はもちろん、手軽に勉強できるアプリも多数あるため、隙間時間を有効活用して学習してみると良いでしょう。

民間資格でおすすめなのはJavaとOracleです。

Javaは多くの現場で使われている言語で、Oracle認定Javaプログラマという資格が有名です。

Javaの開発元が実施する世界共通の資格で、海外での活躍を目指しているエンジニアにもおすすめです。

こちらはJavaのバージョンによって試験内容が異なるため、常に最新のバージョンを確認し、最新のバージョンの試験を受験する必要があります。

難易度は「Bronze」「Silver」「Gold」の3つに分けられており、Bronzeが初心者向け、Silverが新人プログラマ向けとなっています。

ほかにも、民間試験で人気なのがOracleで、こちらはデータベース言語となります。

日本オラクル社のデータベースを扱うスキルを問う資格で、「Bronze」、「Silver」、「Gold」、「Platinum」の4つのレベルが設けられています。

それぞれ下位の資格を取得していることが受験資格になるので、スキップは不可で、合格基準は大体7割程度です。

なお、オラクル製品は国内の過半数のシェアを占めており、実践に即した資格内容となっているため、Oracleの資格を持っている=Oracle社の製品を扱える、という指標になります。

資格取得に迷った際は、自身が関心のある求人にて、「求められるスキル」欄を参考にしてみるのも良いですよ。

 

準備期間を有効に!

転職するまでの間を有効に使うために、職場で社会人経験を増やすことや資格取得をすることも大事ですが、独学の時間として有効活用すると良いでしょう。

一番の近道はまずは自分で何か動くものを作ってみる、です。

独学でプログラミングするぞ!と独学の書籍をそろえて読み始めたものの、何を言っているのかわからなくて挫折…という経験はないでしょうか。

筆者も新人エンジニアの頃、新しい言語にチャレンジしようとしてプログラミングの本を揃え、結局読まずにそのまま…という苦い思い出がありますが、最近は独学でプログラミングを学びたい人向けのサイトが豊富なのです。

参考までに、おすすめの独学サイトをご紹介します!

 

1:Progate

prog-8.com


こちらは開発環境の構築不要で、すべてブラウザ上で動作確認ができる優秀サイトです。

実はプログラミングを行う前の環境構築が大変なのですが、煩わしい前準備なしにまずは気軽にプログラミングを行えるのがポイントです。

また、文字だらけの書籍と違い、イラストが多く、自身のスキルアップの過程が可視化されているので、モチベーションを維持しながら学習できます。

 

2:ドットインストール

ドットインストール

隙間時間の活用におすすめなのがこちらのサイトで、多くのプログラミング学習動画を用意しています。

いずれも3分と簡潔にまとめられているコンテンツで、通勤時間の行きかえり、3分×数コマを視聴するだけでプログラミングの基礎が学べる、と思うとお得ですよね。

 

3:CODEPREP

codeprep.jp

最後はより実践型に近いこちらのサイトです。

Progate同様、開発環境の構築が不要で、ブラウザ上で動作確認が可能です。

実際にコードを打ち込みながら学習を進めることができ、入門・基礎・実践とレベル別の教材が用意されている親切ぶりです。

学習に躓いたときは、ディスカッションボードという質問掲示板を利用して情報やヒントをもらうことができます。

実はこの質問版が優秀で、「自分のわからないことを人に聞く」スキルが現場でも求められます。

この時、自分が躓いている箇所を人に正しく伝えることが語彙力が必要で、質問掲示板はそれを鍛えるのに最適です。