【面接対策】転職面接で必ず聞かれる3つの質問。転職理由、志望動機、自己PRはどう答えたらいい?

転職活動は時間がない!

転職活動に臨むとき、最大の難関は面接です。

避けては通れません。

ですが、転職活動は仕事をしながらの方がほとんどですよね。

「準備する時間がとれない、何を対策すればいいかわからない」と思われていると思います。

そこで、これだけは準備しておきたい、質問される項目とその答え方をお伝えします。

 

なぜ面接をするか?

そもそも面接ってなんでするの?

その前になぜ面接するのか、について少しお伝えします。

転職活動において、とても当たり前に行われることですが、考えてから臨むことはすごく大切です。

「面接」は簡単に言うと、「一緒に働くメンバー選び」の場です。

そして、転職活動をする方にとっては「働く場選び」です。

つまり、面接官に「一緒に働きたい」と思わせたら勝ちだということです。

 

面接は「お見合い」だと思ってください。双方が選ぶ立場にあります。

そのことを念頭において、質問に対する答えを考えていきましょう!

 

転職理由(退職理由)

転職の理由って絶対聞かれるよな〜
どう伝えたらいいのかな

それぞれ考えや思いを持って、転職活動をされているかと思います。

ここでは、「キャリアアップ」、つまり、「仕事の幅を広げたい」、「自分の持てるスキル・経験を最大限生かしたい」、「自分がより成長する環境にチャレンジしたい」などの思いを持って転職活動をされている方はそのまま答えていただいて構いません。

面接官にストレートに熱意が伝わります。

 

ですが、難しいのが、前職(現職)に不満をもって、転職活動を行っている方です。「残業時間」、「給与」、「福利厚生」、「人間関係」など様々に理由があるでしょうし、その不満自体は全く問題ありません。

ただ、そのまま面接で話すことはナンセンスです。不満を言う人を素直に採用するでしょうか?しませんよね。

ではどうすればいいか?

今回の転職活動を考え直してみてください。

本当に現職(前職)に対する不満だけでしょうか?

どんな転職先がいいでしょうか、どんな仕事をしたいでしょうか?

「自分はこうなりたい」、「こんな仕事をやってみたい」という思いが少しでもあるはずです。

つまり、転職活動をポジティブな側面から考え直し、その側面から転職理由を考えてみてください

例えば「残業時間」と理由の場合、「残業時間を削減できる効率のいい仕事、効率のよさを学べる転職先がいい、だから転職活動をしている」と必ずポジティブに変換できます

 

志望動機

志望動機っていわれても・・・
たまたま見つけて「受けてみたい」って思っただけなんだけど・・・

ベンチャー企業の中ではあえて聞かない企業もありますが、ほとんどの面接で聞かれます

もちろん、やる気や熱意が伝わるものでなければなりません。

しかし、明確な理由が考えつかないと悩んでいませんか?

有名企業を受けるのであれば話は違いますが、転職活動において、「求人広告で見つけた、人材紹介でたまたま紹介を受けた」ということがほとんどでしょう。

だからこそ、明確に志望動機を考えることは難しいです。

ですが、考え方はシンプルです。

その企業を受けたいと思った「きっかけ」を考えるだけです。

その企業の商材なのか、企業理念なのか、仕事内容なのか、きっかけは様々でしょう。

考えを深めるためには業界研究を行い、競合他社と何が違うのかを考えます。志望動機はそれだけで形になります。

思ってもいないのに「御社の企業理念に共感し・・・」と言っても、説得力がありません。

だからこそ、自分が初めに感じたことを素直に言葉にすればいいのです。

 

自己PR(長所・短所)

最後に自己PRです。

「自己PRをどうぞ」と言われることもあれば、「長所・短所をお聞かせください」と聞かれることもあります。

いわば、この質問は自分を売り込むプレゼンのチャンスであり、一番大事な質問項目です。

ここでは、テクニックを2点だけお伝えしておきます。

それは「比較」と「分類」です。

まず、「比較」は現職(前職)の同僚や同業界・同職種の人間と比べて、自分がどんなところに優れているのか、ということです。

聞いてみるのもいいでしょう。

つまり、人より秀でていることはそのままPRに使えます

これは、商品プレゼンなどの初級テクニックとしてもよく使われる万能です。

次に「分類」です。

「比較」の延長ですが、「自分にできること(秀でていること)、できないこと(これから成長すべきこと)」にしっかり分類して考えることです。

すべてにおいて、優れている人はいません。

自己PRをよりよいものにするためには、この「できないこと」にも着目することです。

自己PRのあとに短所が聞かれることがほとんどです。

「○○を得意とします。・・・ができます。」など自分の良いところばかり言えば、「ではその逆は?」と思うのが人間の本能です。

そのため、「分類」が重要になります。

そこで、面接官に好印象となる答え方のテンプレートをお伝えしますので、是非使ってみてください!

「私は○○を得意(長所)としております。なぜなら現職(前職)では・・・。ですが、反面○○という点は、自分自身これから成長しなければならない点であると考えております。御社に入社した際には、得意な部分を生かしつつ、成長するべき点は成長させていきたいと考えております。」

ポイントは「この人は自分のことをよく見ているな、客観的に捉えられているな」と思わせることです。

そのため、いい部分だけでなく、不得意(短所)を交えて話すとより、好印象を演出できます

 

いかかでしたでしょうか?

時間のない中で考え、答えを固めることは大変かと思いますが、一言一句準備する必要はなく、キーワードだけ準備しておけば大丈夫です。

「準備したぞ」という感じが出ずに、答えることができます。

 

ゆっくりで構いません。

転職活動はしんどいことが多いですが、楽しいものです。

この機会にしか、考えないこともあります。

ゆったりした空間で、リラックスして考えてみてください!最後になりますが、ここまで読んでいただいて、「何を急に言うんだ!」と言われるかもしれませんが、面接で大切なことは「言葉選び」ではなく、「熱意・意欲」を伝えることです。

言葉は簡単でも構いません。

入社したい!という意欲を乗せられる言葉選びが重要ということです!