【面接】自分の長所ってどう見つければいい?「短所」を「長所」に変える『リフレーミング』って?
リフレーミングとは?
自己PRって難しいな〜
長所をアピールしたいけど短所しか思い浮かばないよ
リフレーミングとは、ある枠組み(フレーム)で捉えられている物事を枠組みをはずして、違う枠組みで見ることを指します。
ある視点からみればマイナスなことも、違う視点からみればプラスということです。
リフレーミングは日常生活でも役立ち、悩みや不安を断ち切る道具にもなります。
また「短所」を「長所」に変換することもリフレーミングで可能になります。
ゆわば、自己PRを考えるうえでの「特効薬」となるものです!
リフレーミングを癖づける!
「長所が思いつかない」という人は普段から何事に対してもネガティブに考えていませんか?
ネガティブなことが必ずしも悪くはありません。
冷静にリスクを前もって考え、慎重に行動ができるということがネガティブに考える人にはできます。
しかし、自分自身に向ける目もネガティブだと長所は思いつきにくいでしょう。
そこで、リフレーミング。
ですが、急に「考え方を変えましょう」、「見方を柔軟に」と言われてもなかなかできないものです。
そこで、普段から物事の捉え方を柔軟にすることが重要なのです。
捉え方を柔軟にする方法
リフレーミングを使えばいいのか
どうやって考えを変えていったらいいの?
では、どのように捉え方を柔軟にするのか?
リフレーミングによく似た方法で「ABC理論」(A:出来事→B:信念(受け取り方)→C:結果)というものがあります。
端的に言うと、『出来事は変えることができないが、出来事の受け取り方は変えることができる。
そして、結果が変わる』というものです。
例えば、「試合に負けた」という事実に対して、「自分のせいで負けた、もう終わりだ」と捉えたなら「虚無感、落ち込み」という結果になります。
ですが、「まだ勝てる実力がなかっただけ、次頑張ればいい」と捉え方を変えれば、「練習しよう!」というポジティブな結果に変わります。
「コップに半分入っている水」の例えは有名ですが、これもリフレーミング、ABC理論の話です。
「継続は力なり」
「ABC理論」で例えましたが、リフレーミングは「ABC理論」でいう「B:信念」の変換作業です。
ネガティブな人は、出来事に対する捉え方が普段からマイナスな捉え方をしているわけです。
リフレーミングの癖をつければ、短所を長所に変換することは容易で、日常生活も断然ポジティブに変化します。
ですが、習慣化しなければ、また元のマイナスな捉え方に変わります。
アメリカの心理学の調査では、習慣化するためには平均で約22日間繰り返し行うことが必要であるとの発表をしています。
約3週間ですね。「3週間くらい頑張ってみよう」と思えるか、「3週間は長いなあ」と思うか、これもどう捉えるか次第です!
リフレーミングは大切!
日常から考え方を変える訓練を行うべきといいましたが、「短所を長所に変えるくらいリフレーミングを身に着ければ簡単でしょ?」と言われるかもしれません。
ですが、短所を長所に変換することで、それを履歴書や職務経歴書に書くだけではなく、面接の場などで自分からアピールしなければなりません。
そこで小手先のテクニックでは乗り切れないため、自然とリフレーミングが行えることが重要であるということです。
リフレーミングはこれだけ!
リフレーミングで短所を長所にするにはどうすればいい?
ここからは短所を長所に変換することだけに絞って、リフレーミング方法をお伝えします。
少し練習してみましょう。
「頑固、意地っ張り」という短所を長所に変換してください。
どうでしょうか?リフレーミングのコツは、「頑固な人はどんな人か?」と具体的に考えることです。
例えば「頑固おやじ」はどうでしょうか。
口うるさく、こっちの言うことも聞かない・・・。
ですが、「芯の強さ」、「家族を守る力強さ」がありませんか?
頑固な人は、芯が強いんです。
少しのプレッシャーでも折れない強さ、仕事ではパフォーマーとして力を発揮しそうですよね。
こんな具合です。具体的に考え(周りの同僚や知り合いでも有名人でも構いません)、ポジティブに捉えてみてください。
言葉だけで考えるのではなく、具体的に考えることが重要です。
少しの意識だけで十分
様々な話を交えましたが、短所を長所に変えることは簡単です。
その後のアピールの場まで考えて、日常のリフレーミングの癖づけも行ってみてください。
例えば、ドアを開けてもらって、「すみません」というか、「ありがとうございます!」というかで、明るさが違ってきます。
本当に少しのことからのスタートで本当に充分です。
そうすることで、面接の場などでの対処もスムーズに、そして生活もより豊かになります!