【第二新卒】面接官が第二新卒に期待する2つの特徴と活かし方

 

採用担当は何を思っている?

私はとある企業の採用担当をしておりますが、第二新卒の方とお会いさせていただく機会もたくさんあります。

そこで採用担当同士でよく話す第二新卒の印象や期待していることをここではお伝えできればと思います。

普段、採用担当から何を思われているのか聞く機会もないかと思いますので、是非一読いただければと思います!

採用担当は「自社の企業成長」を願い、いつも面接をしています。

そして、売り手市場の中ですので、常に「弊社の選考、面接を受けていただき、本当にありがとう」という思いを持ちながら、面接を担当します。

偉そうな面接官と出くわすことも多いかもしれませんが、あなたの人生に関わる以上、真摯に向き合うということが採用担当の気持ちです。

 

第二新卒のイメージ

「長く勤められなかった」という点では、少しマイナスなイメージを持っています。

ですが、「なぜそうなったのか?なぜ辞めるという決断をしたのか?」ということは、とても気になっています

あとは「わがままじゃないか?」ということ。

面接のとき、ウソの退職理由を言う第二新卒の方もいますが、採用担当が知りたいのは「本当の理由」です。

「自己プロデュース(見せ方)」は大事ですが、「本当の理由を聞きたいな」ということを常に思っています。

見るポイントは「謙虚さがあるか?」ということです。

「○○が嫌で退職しました」と正直なことはとても良いと受け止めますが、辞めた責任を人に押し付けず、自分も我慢不足だったなどと謙虚な人にはとても惹かれます

 

第二新卒と話していると…

第二新卒の方とお話しさせていただき、「やりたいこと、夢」を聞くと、「甘いなー」と思うことは多々あります。

ですが、それは仕方ありません。

社会人経験も浅く、これから仕事人生を切り開いていくのに、甘さも必要だと思います。

「甘さ」と「仕事の成果」は紙一重だと思っています。

なぜなら、「甘さ」を自覚した時が一番の成長ポイントになっていくからです。

ですので、第二新卒の方の「やりたいこと、夢」はとても興味深く聞いています

もう一つが「プライベート」の話をしているとき、「ワークライフバランス」という言葉をよく聞きます。

採用担当同士で話すと「最近の若い人は口を開けば、ワークライフバランス…、そんなに仕事がつまらないのだろうか」という話をしてしまいます。

これは本音ですが、「ワークライフバランス」という言葉はあまり面接時に使わない方が良いです。

なぜ、ワークライフバランスという言葉を嫌うか?

それは、「仕事もプライベートも中途半端ではないのか?」と思ってしまうからです。

どちらかを本気で取り組むのであれば、とてもウェルカムな言葉だとも思っていますが…。

 

第二新卒に期待すること

第二新卒に期待することは「若さ、フレッシュさ」と「熱意」です。

第二新卒の方が「私は○○ができ、△△もでき…」と言われても、あまりピンときていません。

なぜなら、社会人経験の長い人の方ができることが多いからです。

それよりか、「まだ社会人経験が浅く、わからないことも多いですが、御社のためにも社会のためにも全力をだします!」という人の方がとてもフレッシュで熱意を感じ、採用したいと思うわけです。

あともう一点が、「活力をどれだけ企業に分けてくれるか」という点です。

あなたも経験があるかもしれませんが、例えば部活動で新入生が入ってくるタイミング、あなたのモチベーションは上がりませんでしたか?

第二新卒の方にはその点をとても期待しています。

仕事は良くも悪くもマンネリ化し、惰性になってしまうことがあります。

そこで、第二新卒の方が入社し、成績をあげなくても全力で業務に取り組むことで、周りが危機感を覚え、社内に活気が戻ります。

これが第二新卒に期待する最大のポイントです。

 

まとめ

採用担当目線で本音をお話ししましたが、第二新卒にはとても期待しています。

まとめると、「前職(現職)の環境で花開かなかっただけで、ここの環境なら花開くのでは?」という期待を抱いています。

社会人になってまだ不安もあるでしょう。

経験がないことを自虐することもあるでしょう。

ですが、あなたが「仕事を頑張りたい、努力したい」と熱意を持っていれば、面接が下手でも、採用したいと思います。

「まあ、プライベートと両立できれば」という気持ちはいったん捨て、仕事に全力で取り組みたい、というマインドセットで転職活動に臨んでみてください!

そうすることで必ずいい結果がついてくるはずです!