【第二新卒向け】絶対回避!求人からブラック企業を避ける4つのチェックポイント
- 初めての転職は分からないことだらけ
- 第二新卒にとって求人票の見方は難しい
- 求人票のチェックポイント:その1
- 求人票のチェックポイント:その2
- 求人票のチェックポイント:その3
- 求人票チェックポイント:その4
- まとめ
初めての転職は分からないことだらけ
第二新卒は初めての転職になります。
書類の作り方から企業との連絡の仕方など分からないことだらけでしょう。
その中でも求人票の見方はなかなか難しいですよね。
転職サイト・人材紹介・ハローワーク…利用するところは多いですが、魅力に感じる求人に出会えるかはあなたの求人票の見方次第です。
そこで求人票のチェックすべきポイントをお伝えしましょう!
第二新卒にとって求人票の見方は難しい
そもそも第二新卒にとって求人票の見方はなぜ難しいか?
就職活動をご経験されている方がほとんどですが、マイナビ新卒・リクナビ新卒をよくご覧になられたでしょう。
そのなかで、営業職・事務職・エンジニア職etc…様々な職種が目に入ったかと思いますが、就職活動はどちらかというと、「どの会社が自分にとっていいか」ということがメインです。
いわば「就社活動」になっているわけです。
理由は「総合職(企業側が新卒の配属を決定する)採用」がメインであるためで、リクナビ新卒・マイナビ新卒では業種(業界)で絞って検索することがメインです。
ですが、転職活動においては、職種採用がメインですので、そもそも検索軸が変わってきます。
この就職活動と転職活動の求人検索の違いが、第二新卒が求人票を検索し、見ることを難しくさせているわけです。
求人票のチェックポイント:その1
第二新卒の転職活動において、職種検索は「やりたい仕事ができる」という素敵なロジックになっています。
ですが、まず注目すべきポイントは「業種(業界)と規模」です。
なぜか?
第二新卒の転職活動の失敗例でよく耳にするのが、「こんなブラック企業だと思わなかった」ということです。
その理由は「やりたい仕事」にばかり目が行き過ぎて、企業や業界の研究を置き去りにするからです。
ここではいえませんが、「ブラック 業界」と調べれば、業界を重視しないといけないわけが分かるはずです。
求人票のチェックポイント:その2
チェックポイントその2は「給与」です。
なぜか?
簡単なロジックになりますが、給与の高さと仕事のしんどさ、ノルマの高さは比例します。
第二新卒から「年収400万円以上」は危険と思った方がいいでしょう。
厳しい言い方にはなりますが、第二新卒の仕事におけるスキルと「年収400万円以上」はギャップがとてもあります。
営業やエンジニア職でも「年収350万円程度」までにとどめるべきでしょう。
「それでも給与を重視している」という方はその企業のモデル年収や昇給率を調べてください。
「今貰える給与」よりも「今後、上がる可能性」を見出すことが、結論としてはあなたの生涯年収を確実に引き上げます!
求人票のチェックポイント:その3
チェックポイントその3は「勤務時間」です。
第二新卒でここに注目する人は多いかと思います。
では勤務時間のどの点に注目すればいいのか?
まずは「残業時間」です。
残業時間を記入していない求人はまず疑いましょう。
このご時世で残業時間を明記していない企業は少し疑問を感じます。
その他は「固定残業代」と「平均残業時間○○」という表記です。
固定残業代は30~60時間つけている企業が多いです。
ですが、ここはスルーしてください。
第二新卒の方の話を聞くと「固定残業代をつけているのであれば、それだけ残らないといけない」と解釈をされています。
これは明確にNoと言えます。
固定残業代の解釈は、企業側からすると、「固定残業代つけないと仕事もないのに残業をして、お金を稼ごうという人が増えてします。
そのため、○○時間はつけている。そのラインを超えるぐらい、仕事もないのに残業をするならどうぞ」という具合です。
最後に「平均残業時間○○」という表記ですが、これが「0」という求人には気を付けてください。
日本で就業時間前に帰る文化はなので、多少なりと残業時間は出てしまうはずです。
0以外は基本的には信じてもいいかもしれませんが、マイナビ新卒やリクナビ新卒でその求人の企業における平均残業時間をみるのもいいでしょう!
それで数値がおおよそ一致するようであれば真実とみていいと思います。
求人票チェックポイント:その4
最後に、チェックポイントその4は「写真」です。
これは転職求人サイトに限定した話ですが、転職サイトに求人を載せる際、必ず「取材」といって、転職サイト運営会社の営業マンが求人企業に取材を行います。
その際に写真を撮るわけですが、「集合写真がない」、「表情が暗くみえる」、「人が登場せず、建物やオフィスだけ」という求人は基本的にNGです。
後者2点は分かりやすいですが、「集合写真」がなぜないといけないのか?
取材の際に、写真撮影の依頼をされますが、「時間的に余裕のない会社」、「人間関係があまりよくない会社」の求人には集合写真がないことが多いです。
そのため、この点はチェックしておくべきでしょう!
まとめ
求人票のチェックポイントは以上です。
いかがでしたか?
第二新卒になると、どうしても仕事内容に目が行きがちですが、チェックするべきポイントはそこではないのです。
退職する、退職したい理由として、仕事のミスマッチもあるかもしれませんが、おおよそ「環境」がその理由の主でしょう。
極論をお話しすると「仕事内容はいいが、人間関係・雰囲気が悪く、サービス残業が横行する会社」か「仕事内容は少し希望とはずれるが、人間関係が良好で、和気あいあいと仕事ができ、残業時間も多くない会社」どちらで働きたいですか?
おおよそ後者でしょう。
そのためにお伝えした求人票のチェックが必要なのです!
あなたがよりよい求人と出会うカギはお伝えいたしました!
応募しようと思われている求人をもう一度見直してみてくださいね!