【第二新卒】転職活動で絶対守るべきマナー4選
就職活動とは違う
転職活動転職活動は新卒の時のそれとは全く違います。
何が違うのか?
それは、“新卒ではある程度は許されていたものが許されなくなる”ということです。
学生と社会人では見られる観点も全く違ってきます。
第二新卒の社会人経験は短いですが、身分は社会人ですので、その点は気を付けなければなりません。
第二新卒の面接や転職活動を見ていると、“え!?本当に大丈夫?”ということが多いです。
そこで本稿では、転職活動中、もしくは転職を考えられている第二新卒向けに、これだけは気を付けたいマナーをお伝えしましょう!
連絡の取り方
新卒でも中途でも選考を受けている企業と連絡を取ることは頻繁にありますよね。
面接の日時、選考結果、内定…様々なことでやり取りを行います。
その際、社会人として最低限のマナーでもありますが、「連絡のレスポンスは早く」ということを守ってください。
電話で連絡がきた際は、出られる状況にあればすぐに出る、もし出られなかった場合は不在着信を見たタイミングで折り返しの電話をする(その企業の営業時間内に)、ということを行いましょう。
特にメールでの連絡には、しっかり返信を行ってください。
最近、若者はLINEでの連絡を頻繁に行っていますが、「未読スルー、既読スルー」をしてしまうことも少なからずあるでしょう。
ですが、メールにおいてはNGです。
企業の採用担当も暇ではありません。
メールを送信して返信がこない、1日おきに返信がくる、という人はその時点で「不採用」と考えるものです。
面接をどれだけ上手くしようと、連絡がマメに取れない人に採用通知は渡しません。
ですので、しっかり企業からの連絡には応答しましょう!
面接の時間
「面接時間より早く来る」ということは常識ですが、びっくりすることに20分前に来る人も現にいます。
企業の採用担当はタイムスケジュールが密な場合が多く、20分前に来ても迷惑な場合が多々あります。
ですので、面接時間の5分前に受付しましょう。
早く着き過ぎた場合、5分前になるまで待ってください。
もちろん、受付の前で何分も待つのも不審感が出ますので、ビルの外などで待つようにしましょう!
あとは遅れる場合は必ず電話をして遅れる旨を伝えましょう。
「なぜ遅れるか、何分程度遅れるのか、謝罪の言葉」を電話で伝えてください。
面接をキャンセルする場合も同じです。
何も連絡せず、面接をキャンセルすると、企業側はとても迷惑します。
礼儀として守ってくださいね!
言葉遣い
面接時や電話の際に気を付けたい言葉遣い。
ですが、なかなか自分では気づかないものです。
第二新卒、若い人がよく使ってしまうNGな言葉遣いを少しご紹介しましょう。
まず、「~です」ではなく、「~っす」と言うことです。
若い人が敬語と捉えていることが多いですが、聞いている面接官はあまり心地よく聞いていません。
仲の良い先輩や上司に対しては大丈夫かもしれませんが、癖づいている人は直しましょう!
もう一つが「了解です」という言葉。
第二新卒に電話をし、連絡事を伝えると「了解です」とよく言われます。
本来は「かしこまりました」、「承知しました」がスタンダードです。
少し細かいかもしれませんが、「了解です」は敬語でもなんでもありませんので、気をつけましょう!
姿勢
驚くことに面接中に背もたれにもたれている人がいます。
ウソのようなことですが、態度がいいとは思えません。
「背筋を伸ばし、背もたれから握りこぶし一個分前で座る」ということは最低限守りましょう!
また、面接の際に中途面接の場合、面接官より先に面接室に入ることが多いです。
受付をしてもらい、案内された後、「お座りになってお待ちください」と言われ、面接官が来るのを待つ、ということが多いですが、その際は座って待っていて構いません。
ですがその後、面接官が来たにも関わらず、立とうとしない人がいます。
普通にされている方は「本当にそんな人いるの?」と疑われるかもしれませんが、基本的に面接官が室内に入ってからは、面接官のあとに着席することがマナーですので、気を付けてください!
まとめ
少し細かいことまで言ってしまいましたが、社会人としてのマナーとしてお伝えしました。
面接官も「わざわざ弊社の選考のために、面接にお越しいただいている」という気持ちをもち、どんなときでも敬意を払っています。
第二新卒の若手であるということに関わらず。
ですが、それに対して「面接を受けさせていただく」という敬意を払わず、面接や選考に臨むと、あまり気持ちの良いものではありません。
第二新卒の面接の際に見ることは、「即戦力になるか」ということではなく、「戦力となるポテンシャルをどれだけ秘めているか」という点です。
その際に、「連絡が遅い」、「面接の時間に正確ではない」、「言葉遣いがなっていない」、「姿勢が悪い」などがあれば、採用にするわけにはいかなくなります。
面接の目的はあくまで「内定」です。
そのためにも、最低限のマナーを守っていきましょう!